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ラーメン二郎炎上とプロ格闘ゲーマー梅原大吾の無料ライス論

ラーメンライス (鶏白湯)

少し前に話題になったことですが、ラーメン二郎Twitterが炎上した。
はじめて来たという客が店員の忠告を無視して大盛り全部マシという恐ろしい注文をしたあげく、半分以上残したあげくの「こんなの食えない。」と捨て台詞。それに対して店員が二度と来るなと言っちゃったってツイート。

この反応が良いか悪いか色々と議論されていたが、自分はプロ格闘ゲーマーのウメハラ氏の無料ライス論を思い出した。

ウメハラとはどんな人か

90年代から活躍する格闘ゲーム界のカリスマ的存在。
一時期は第一線から退いていたが、ストリートファイターIVの稼働とともに復活し世界大会で優勝する。その後、2010年4月からMad Catzとのスポンサー契約を結び、プロゲーマーとしての活動を開始した。

2017年3月現在、5冊の著書(漫画監修を含めると10冊)を出している。中でもウメハラ氏がはじめて出版した「勝ち続ける意志力」は、彼の生い立ちからプロゲーマーの世界に飛び込むまでのエピソードが詰まっているので、興味があれば読んでみると良いかもしれない。

ウメハラ氏の無料ライス論

上の動画の1時間59分30秒あたりで出ています

状況は、はじめて入った店でラーメン店。サービスでライスを付けられると言われ頼むも、ラーメンの量が思った以上に多く、両方食べきるのは無理と判断。その状況でウメハラ氏の選択は、迷いながらもライスを食べきりラーメンを残したらしい。同席していた3人が驚くのも無理はない。これが普通の人の反応だと思う。

視聴者も同じように驚愕している中、ウメハラ氏の持論が展開される。

「そうか。みんなラーメン食べる? というのは、ラーメンの方は俺が金を出して、もう俺のものなのよ出てきた時点で。でも、ライスは俺が言わなければ出てこなかったものだったんだよ。俺が頼みさえしなければ無駄になることがなかったていうか、タダかもしれないけど、じゃあ頼むなよっていう。ラーメンはさ、一杯全部食べるって言ってないじゃん。だってミニラーメンがないんだから。ラーメンは別に俺がどう食べようが俺の勝手だろって思うんだけど、ライスは向こうの好意だから」

その後、反論としての「お金を払ってラーメンを頼んだからこそライスが出てきた」や「どこでも食べられる米よりもラーメンを食べる」等の意見が出る。
ウメハラ氏は食い下がり、「俺がラーメン屋の店主だったら、ライス残されたらムカつく」との意見に対して、「人によるでしょ、こっちが自慢のラーメン出してるのに、麺は残すのにご飯食うのかよ! みたいな」と最もな答えが。
これにはウメハラ氏も納得したようで「そうか、確かに自信がある方を食べてもらいたいよね。今後はライスを残します」と結論づけた。

お金を払ったラーメンは客のモノになるが…

ラーメン二郎の横柄な客とウメハラ氏の両者はラーメンにお金を払うのだから所有者ということになる。
両者ともラーメンを残した共通点がある一方で、二郎の客は親切心からの忠告を無視し、ウメハラ氏は親切心を受け入れた違いがある。
大盛りラーメンを残し捨て台詞を吐いて店を出た二郎客に対して、ラーメンとライスの二択で迷うウメハラ氏の思慮深さ。

もし仮に、ウメハラ氏の訪れたラーメン店の店員がTwitterしていたらどんな反応をするかなんて考えてしまうが、変な客が来た的なものになるのか。
天才と変人は紙一重なんてよく言われることで、ウメハラ氏以外が同じ話をしたら変な奴扱いになることも十分に有り得る気がする。
そもそも、こんな客が来た的なTwitterを全世界に向けて発信する店側もどうかと思うって意見があって、二郎は炎上していたんだけども。

天才やカリスマと言われる人は些細な物事一つにも色々と考えるものなのだなあと、平々凡々な自分には衝撃的だったなんとなくためになる話の紹介でした。

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